高知県の自然豊かな地域に建つ、二階建ての住宅に薪ストーブを設置させていただきました。
設置場所は既存住宅の1階。寒さ対策として薪ストーブの導入を決められたのですが、「安心して長く使えるように」とのご希望から、設置前に床を基礎からしっかりと作り直す工事が行われました。施工は地元の大工さんによるもので、丁寧な仕上がりに施主さまの安心感も伝わってきました。

室内には陽の光が差し込む大きな窓があり、そこに揺らめく薪ストーブの炎が映り込む様子はとても美しく、落ち着いた時間が流れます。設置したのは基本タイプの薪ストーブ。シンプルながら、空間との調和がとれた存在感のある一台です。
このお宅では猫たちがのびのびと暮らしていて、ストーブの前で丸くなってくつろぐ姿が印象的。まさに“炎と猫が似合う家”という言葉がぴったりです。

さらに、施主さまは薪作りにも本格的に取り組まれていて、薪の太さや長さがしっかりと揃えられています。敷地内の薪棚には、美しく積み重ねられた薪が整然と並び、その様子は私たちにとっても学びになるほど。ストーブのある暮らしを心から楽しみ、大切にされていることが伝わってくる、素敵なお宅でした。
