厚板鋼板とリベット接合で頑丈な本体

厚板鋼板とリベット接合で頑丈な本体

熱による伸縮に強い構造

薪ストーブは燃焼時、数百度に達する高温にさらされます。
とくに杉や檜など火力の強い針葉樹を燃やすと、本体は急激な温度上昇に見舞われ、鋼材に大きな負担がかかります。

おのストーブでは、この条件に耐えるために厚さ9mmの鋼板を採用。
丈夫で変形に強く、さらに鋼板そのものが熱を蓄える性質を持つため、燃焼後も安定した放熱が得られます。

熱膨張に強い接合方法 ― リベット

鋼板同士の接合には、リベット接合(鉄鋲による圧着方式)を採用しています。
これは飛行機や機関車、鉄塔など、高い強度と耐久性が求められる構造物で長年用いられてきた技術です。

リベットは、穴をあけた鋼板同士に通し、かしめることで内部で押し広がり、強固に固定されます。
一方で接合部にはわずかな柔軟性が残るため、溶接に比べて熱膨張と収縮の繰り返しに強いという特徴があります。

厚板+リベットの相乗効果

  • 耐久性向上:厚い鋼板が本体を守り、リベット接合が伸縮による歪みや割れを防ぐ
  • 長寿命化:熱サイクルに強いため、長期間安定して使用可能
  • 蓄熱性:厚板が熱を蓄え、燃焼後も穏やかな暖かさを保持

結論

厚さ9mmの厚板鋼板と、熱による収縮に強いリベット接合。
この組み合わせこそが、おのストーブの薪ストーブを頑丈で長持ちする本体にしている秘密です。
どんな薪を燃やしても安心して使える──その土台を支えているのが、この構造です。

来店予約・お問合せ